こんにちは！
坂田建機株式会社です。
福岡県大野城市に本拠を置き、福岡市や春日市など隣接県を中心に、土木の現場におけるコンクリート圧送工事のご依頼を多数いただいております。
コンクリート圧送工事で必要不可欠なのが「コンクリートポンプ車」です。
このコンクリートポンプ車には、法令により点検や検査が義務づけられています。
今回は、コンクリート圧送工事業で働きたい方には知っておいてほしい「ポンプ車の点検・検査」について、詳しく説明していきます。
作業前点検
コンクリートポンプ車を使用し作業を行う際は、作業開始前点検が義務づけられています。
その日1日の作業が安全に行えるかどうかをチェックする目的があります。
ブーム装置はアウトリガ・ブーム起伏シリンダ・安全ワイヤなどを、ポンプ車はローターの回転状態や油圧作動油タンク、油圧ポンプなどの点検が必須です。
車両自体の点検も必要で、クラッチやタイヤなども点検対象となります。
定期自主検査（月例検査）
毎月1回の定期自主検査の実施と、検査記録を3年間保存することが義務づけられています。
検査によって異常が発見された場合は、直ちに適切な補修などを行う必要があります。
コンクリートポンプ車を1ヵ月以上使用しない場合は、その間の点検は不要です。
使用を再開する際には定期自主検査が必要です。
特定自主検査（年次検査）
コンクリートポンプ車には災害事故防止の観点から十分な検査指針・検査方法・検査基準で検査することが求められています。
年次検査は特別重要な検査と位置付けられており、有資格者が検査を実施することが定められています。
有資格者とは、事業内所属検査者または検査業所属検査者のいずれかです。
ただし、事業内所属検査者は自分の所属する事務所以外のコンクリートポンプ車の点検はできません。
また、年次検査の際には、通常は特定自主検査が定期自主検査を兼ねています。
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最後までご覧いただき、ありがとうございました。
